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ちりちりの髪の毛

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大人になって素敵なことはたくさんあるけれど、表立って人と争うことが少なくなるのはいいことだと思うし、何より争いの解決法として「なんや、ちん毛みたいな頭しよって」なんて言う奴がまわりにいなくなるのは、とてもすばらしいことだと、かちょうさんは思います。

しかし考えてみるに、小学生から中学生にかけての一時期に、どうして天然パーマというものがあそこまで揶揄の対象とされなければならないのかは、いまだ謎である。かちょうさんの場合は、そのうえメガネをかけていました。まあ、はっきりいって小学生男子としては低レベルである。これが高校生くらいになると、そんなのまったく重要ではなくなってきて、いいあんばいにウフウフキャッキャな時期をすごすわけですが、これも長くは続きません。ちょうど10年もすると髪に白いものが交じりはじめ、現在はほぼ総白髪、しかもちょっと薄くなってきたんじゃないの…というありさまです。書いてみると、われながら頭髪にはハンディキャップありすぎなんじゃないだろうか。

さて、CJとJJはよくお父さん似といわれます。とくにCJにいたっては外見に限れば98%かちょうさんのコピーといった感もあり、もちろんうれしい気持ちはあるものの、ちょっとばかり申し訳なさもあるのは、彼女たちの髪も思いっきり天然パーマだからです。もちろん僕としては彼女たちのくるくるの髪がほんとうにかわいいと思っていて(親馬鹿失礼)、いつもそう言ってるけれど、その髪のせいでこれからイヤな思いを多々するであろうあの子たちに、それが伝わることはないんだろうなあということもわかっているのです。でもまあ、嫌がられても言ってやるんですけどね!

take a walk on the mild side

ミニバンというのは、おそろしい自動車だと思う。もともとクルマにこだわりはなく、人と荷物を運べればなんでもいいだろうと、JJがやってきたときに必要にせまられてトヨタのアイシスに買い替えたんですけど、みごとに一人でちょっと遠出することがなくなりました。だって、なんだかおもしろくない。まあ、そもそも同じメーカーでノアだのヴォクシーだのを検討しなかったところに、このカテゴリーに対する微妙な距離感があったわけですが。

今日も妻とこどもたちが一緒に神戸の友人のところに行くというので、めずらしく一人の休日となったんですけど、やはりどうもクルマで出かける気持ちにならず、ひさしぶりにカメラを持って近所をふらふら歩くことにしました。

 

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このあたりもなんだかんだと、しずかに変わっています。暮らしはじめたのは、ちょうど国立国際美術館が移転・開館したころ。取り壊しが決まっていたダイビルには大大阪(ダイオオサカ)や、カポ・デルポニエンテなんかが入居していて、何度か楽しい時間を過ごさせてもらいました。建て替えととのったダイビル本館の商業スペースが7月に開業するらしいんですが、フール・ドゥ・アッシュがここで復活するのはよいニュース。

休みの一日

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結婚記念日は週末だけど、こどもたちがいるとそれどころでもないので二人でランチでも食べに行こうよ。妻とそう示し合わせて休暇をとったけれど、ウィークデイの休日というのも何かと用事はくっついてくるものです。保育園にこどもたちを送って行ってからまずは病院に向かい、スーパーマーケットと精肉店をはしごして買い物をすませ、髪を切りに行った妻がもどるのを待って、いっしょに出かけて銀行で用件をすませて、ようやく平野町のマーブルトレで昼食。いろんな話をしながら一時間あまりかけてお腹いっぱいになり、買いものに行ってくるという妻と別れて帰宅。

ワインのせいだかすこし眠くなり、うとうとしているうちに戻った妻が、郵便受けに入っていたAmazonからの荷物を持ってきてくれた。なかに入っていたのは、しばらく前に予約していたThe Pastelsの新譜。16年ぶりってあんたらいったいなにしてるの……。このまえ買ったPrimal Screamの新譜も、Kurt Vileも、そのままリッピングに回してしまったけれど、今日はこのままCDから音を流したくなって、しばらくじっと聴き入りました。このアルバムは、ちょっとすばらしすぎます。

日暮れが近くなり、夕食の準備をはじめるころになってもまだお腹はへってこなかったけど、なんだかいろいろ作りたくなって、南瓜の煮もの、切干大根の煮もの、鶏そぼろ、舞茸の和えもの、鰤の照り焼き、あとこどもの食べるものなど、たくさん用意した。あした食べればいいもんね。

少女CJ

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すこし前のことになるけれど京都で仕事があった日、たまたま古い友人も京都にいると聞いたので帰りに会いにいくことにした。出町柳駅すぐ近くのアパート2階にある店で間借りして商いをしているというので顔を出し、ついでにその店でいくつか買ってみたもののひとつが写真の人形。山ぐるみというらしい。女子がつくってるんかと思ったら、おっさんがつくってるんですよと店主が言うので、CJにあげるかと購い、友人とその娘、その学友とごはん食べて帰宅。

なんだこれ?と言いつつもCJはべつに頓着するようすもなく、保育園のリュックにあまたぶら下がる人形たちに混じって、山ぐるみも保育園に通う日々がしばらく続いていたわけです。

しかるに昨晩、妻がこみ上げる笑いをおさえるような神妙な顔で報告するのであった。あのね、あのへんな人形さ、CJのリュックから外しといたから。えー、なんで? だって、あのへんな人形つけてると、園の男の子たちにからかわれるんだってさ。

いやもうなんかね、それ聞いてずっきゅんときた。CJが!オトコノコにからかわれるって!それがイヤだって!しかも人形買ってきたおとうさんには言わずに、こっそりおかあさんにだけ打ち明けてる! なにそれもう、こどもっていうか少女じゃん…。

出張とかでおもしろがってへんな土産買っていくのはそろそろおしまいかなー。まだなにを見ても「かわいーねえ」のJJには、もうしばらくつきあってもらえるといいんだけど。

4月のパリ

勤務先の旅行でパリに行くことになった。そしたらなぜかCJがついてきた。

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使わなくなったコンデジを貸してあげて、いろんなものをシュートしていた。「パリ、おもしろい?」と訊いたら、「おもしろいねえ」と答えた。パン・オ・ショコラさえあれば食べるものには困らないようだった。

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進化大陳列館。CJは写真をいっぱい撮りすぎて、そして撮ったそばから再生してばかりなのでバッテリーが切れてしまった。いったんホテルに戻って充電、そのままふたりで昼寝。パリで昼寝もいいもんだ。

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 夕方になってもまだまだ明るくて、ポンピドゥー・センターへ出かけた。リサのおうちはここにあるのだ。でも、実際のポンピドゥー・センターにはリサとガスパールのかけらもなくってCJは残念がっていたけれど、そうだ、おとうさん、きょうは月曜日だからリサは学校に行ってるんだよ!と顔を輝かせて教えてくれた。そしてチューブみたいなエスカレーターで上の階にのぼって、パリの街並みをぼんやりながめた。

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ディズニーランドにも行ってみた。僕もCJもTDLに行ったことがないので、ちがいはよくわからない。昼も夜も、ホットドッグを食べた。

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 アリスの不思議なラビリンスは、ディズニーランド・パリだけにあるアトラクションだそうである。CJは気に入って、5回くらいくるくる回った。

そうやって日本に帰ってきて、まだ10日くらいしか経っていないはずだけれども、もうずいぶん遠いことのように感じてしまう。楽しかったな。大きくなったらなにも覚えてないかもしれないけど、パリにいる君をそばで見ているのはとても楽しかった。

さよならダイアリー

ふと気づけば、はてなダイアリーで日記を書きはじめてから10年が経っていたのでした。最初のエントリは2003年3月15日。結婚して大阪で暮らしはじめて、まだ1年も過ぎていないころ。CJもJJも、まだもちろんいません。なんかもう考えられないね、そんなころの話。

10年もだらだらと書いていたのは、思いがけず楽しかったからなんだと思います。いろんな人に読んでもらえて、恥ずかしげもなく云ってしまえば、なにかを分かち合えていたという手触りがあるウェブサービスだったと改めて感じます。過去形になっているのは、まあしかたないですね。僕も、世の中も、はてなも変わりました。

そんなわけで区切りもいいことだし、ぜんぶはてなブログに移行させることにしてみます。もうすこし書けるといいんだけど(ひとごとみたい)。でも、書いてなくても、あいかわらず春になったら桜を見たり、川を渡ったり、宵の明るさを楽しんだりしています。

漢字が書けない

深夜の台所でたたずんで、ふと感慨にふける。ああ、僕はいつのまにか漢字を書けないひとになってしまったなあと。
こどものころ、たとえば母が買い物の覚え書きに「ブタ肉」「トーフ」などと記しているのが不思議でしかたがなかった。豚肉をブタ肉と書いて、どれだけ労力が削減できるのだろうか。豆腐を漢字で書くのはそりゃあ手間だけど、せめてそこは「とうふ」じゃないだろうか。しかしいま、僕は自らの不明を恥じます。おっさん(おばさん)になると、とにかく漢字を書くのがめんどくせえのである。
冷蔵庫にくっつけられたホワイトボードには、「トヨハシ」「こんしん会」などの、おそろしく頭の弱そうな文字列が並ぶ。「発表会」といくらか知能の残ったメモを残している妻は立派だが、それにしたって視線を移すと「ビワコ」だ。これはたぶん、PCなどの情報端末を使う機会が多くなっているからとか、そういう理由で漢字が書けなくなっているというあれとは、関係がないと思う。僕だって仕事場では、わりと漢字を使っているのだ。だれに見られるでもないメモにしたって、「採算表」とか「前年比」とか殴り書きではあるにせよ、ちゃんと漢字を使っている。やはり「さいさんヒョー」や「ぜんねん比」では気分が出ないんだと思う。関係ないですが、僕のToDoリストは「○○を何とかせねば…」「××が完成していますように…」などと、常に弱気なのが特徴です。
そう考えると、単にめんどくさいという話ではなく、家庭では油断しているからということになるのでしょうが、なぜ油断してしまうのかと考えると、それはそれで不思議である。だって、たぶん僕がひとり暮らしをしていて、冷蔵庫に「トヨタテンケン」なんて書いていたら、さすがに我ながらやばいと感じるのではないかと思うのだ。それが、夫婦ふたり(+こども)で暮らしていると、競うように生活がカタカナ化ひらがな化していくというか、お互いの承認欲求がまちがった方向にすすんでいるのを感じる。ふはは、きみはここまで承認できるかな。この馬鹿さかげんを、受け止めることができるかな。だれかこのチキンレースを止めてください。