伊藤人譽

帰宅すると、龜鳴屋さんに注文していた伊藤人譽の『人譽幻談 幻の猫』が届いていた。うれしい。フランス装の瀟洒な造本の表紙に貼られているのは武田花の写真。最初に室生犀星花田清輝本多秋五らが人譽の作品について評した短文が収められていて、巻末の解説は和田誠。限定514部で、奥付は340番の数字。ぎゃー! 読む前からこんなに楽しませてくれる本はひさしぶりだ!