まったくDVDレコーダーというものはファッキンである

CPRMという概念じたいよく知らなかったおそ松くんが何をいうても負け犬の遠ぼえではあるが、どうせひとにあげるんだったらDVD-Rでいいよーとかわざわざ買ったRの代金なんとかしてくれー!
そもそも仕事関係者のサイトウさんに、WOWOW観られるんだったらフジロック録画してくださいよーとか頼まれて安請け合いしたのがまちがいのもとではあるのだが、9月の再放送をハードディスクに録画して、合計9時間分で、これをDVDに落としてサイトウさんに渡せばよいわけであるが、ただ渡すだけというのも寂しいというか、興味ないのにわざわざ録画してあげた感が漂うのもナニなので話のタネにいちおう目を通しておくか、というわけでやめときゃいいのに鑑賞、適当に飛ばしてもかかった6時間を返せー!
つまりどういうことかというと、ハードでしくに録画した「1回だけの録画制限」のあるプログラムはDVD-RWにしか録画できず、DVD-Rではなんもできんのである。そしてDVD-RWに録画したブツをよその人が観られるかどうかは神のみぞ知るというほどではないにしろ、再生機器によるということなんである。しょうがねーなー、観られなくてもしらんからとりあえず落としとくか。3時間をDVD1枚に移すとなるとモード変更しなくちゃなんねーだよな、ということは落とすにも3時間、3枚で9時間かよ! とこのへんで相当うんざりしてきたわけであるが、乗りかかった船、しょうがなくダビング作業を進める。
やっと1枚終わった……。ファイナライズをぽちっと…………進まないんですけど! よそのDVDレコーダーがどのような仕組みかはよう知らんけど、うちのシャープDV-HRD30に関しては他のDVDプレーヤーとディスクの互換性を持たせるためにはファイナライズという作業が必要であり、しかもこの成功率はけして高くないのが恐ろしい。しばらく前にアフターサービスのメンテを呼んでなにやら修理交換してもらって大丈夫になったはずなのに、よりによってこんなときにうまくいかないとは。ただいま3回めのトライ中。
たかだか他人に録画ディスクをあげるだけでこんな労力が必要ともなれば、めんどくさくてもうそんなことには気が進まんという人もいるだろうわけで(僕です)、著作権保護的にはひじょうによくできた仕組みといえよう。