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悩みの金曜日

えー。うー。あー。出産予定日まであと10日! あらためて思うと、すごいそわそわしてきました。そわそわしてるけど、ふつうに仕事をこなして、会社帰りにジュンク寄って本買ったりする。なんかよくわからん精神状態になってきた。
妻は妻で、電話でしゃべっていると、「あのねーデュラスの『木立の中の日々』がヤフオクに出ててさー」などとゆっており、入札して落札その後の手続きがすまないうちに出産になったらどうするのですかと問えば、あっそうか、そうだよねーとのんきな返事をしたかと思うと、「どうしよう……、赤ちゃんのおもちゃまだなんにも買ってない……」と妙に先走ったり、ひとことでいえばふたりして落ち着きがない。
人の親になるのであるから、なんかこうはっきりとした覚悟みたいなのが必要なのではないかと思案したりもするのですが、考えてもあまりびしっとしたやつは天から降ってこない。生まれてきたこどもをこの手に抱けば、もうすこしびしっとなれるのだろうか。ぎゃー、「この手に抱く」だって(ひとりで興奮)。
そんなこんなでこどもについて思いを馳せているときに、梅田望夫さんのブログに端を発した「ちゃんと褒めようぜ」という考え方についてのあれこれを読み、それと微妙にリンクするかたちで進んだ「まなびストレート!」をめぐる意見のありかたについてのあれこれを読んだので、自然と、こどもについてどう接していくべきなのかという点に重ね合わせて考えてしまったのだった。
この視点に立つと、あれらのポジティブさが少なくない反発を招いたのも、すこし理解できるような気もする。そんなの大前提ということでスルーされてたのかもしれないけれど、褒めることで相手に与えるだろう影響がクローズアップされすぎていて、褒めることで自らが得られる気持ちよさや成長についての言及が足りなかったんじゃないだろうか。「こどもをよりよく育てるには褒めなくっちゃあ」なんていわれたら、僕もちょっと困惑する。そのプラスの作用は疑いなくあると思うけど、なんかそれが目的っておかしくないかなあ……ってね。褒めることじたいが素敵なコミュニケーションなんだから、それだけでもいいんじゃないかな。
しかしほんとに「まなびストレート!」はすばらしいですね。身すぎ世すぎで身につけた甲羅の奥に、すこしだけ手つかずで残った僕のポジティブさを、秘孔をつくようにちりちりと刺激するんだな。どんな終わりを迎えてくれるのか、楽しみに待ちたいと思います。「まなびストレート!」に感動する父親っていかがなものかという気もしないではないですが、それもありということで!