はじめての外食

そろそろ娘を連れて外食してみようか、ということで中之島のgraf dinning:fudoで昼ごはん。家から歩いて10分程度で行けること、カジュアルな雰囲気であること、娘が泣きはじめたらすぐに外へ連れ出せること、多少のリクエスト(わがまま)を聞いてくれることなどの条件を考えると、まずはここがいちばんだろうなあということで。
あいにく満席だったのでしばらく1階で待つことになったんだけど、そのあいだも、よろしければこちらでと広いソファ席で待たせてもらえたし、2階に案内されるときも4人がけのテーブルを用意してくれて、なにも云わないうちにベビーカーを置けるように椅子を1脚どかせてくれたりと、とても気を遣ってくれてありがたかった。そのあいだずっと娘はぐーすか寝てたけど、やっぱりいつぐずりはじめるかわかんないから、慌てて日替わりランチの茄子とろろ丼(うまい!)を食べ終えて帰宅。あーでもうまくいってよかった。よいこでえらかったよ、娘。
あまり早いうちから赤ん坊を連れまわすのは褒められたことじゃないかもしれないけど、夫婦がぽつんとそれぞれの実家からはなれて暮らしているような状況では、まあしょうがないよなーと思う。社会的には、子育てに関する厳格な「あるべきだ」論が少子化の一因ではなかろうか?という論理でエクスキューズが立つのかもしれないけれど、僕、わりと少子化とかどうでもいいと思ってるからなあ。そんな大上段にじぶんたちの行動を正当化したいわけではないのである。いや、このもんだいは相当むずかしい。あまり軽々しく結論を出そうとするのはやめとこう。
席が空くのを待ってるあいだにざあざあ降ってきた雨が、店を出るときにはすっかりあがっていて、なんか天気も味方してくれるもんだねーと思ったんだけど、そんなふうに楽観的かつフレキシブルな3人暮らしをしていきたい。