赤ん坊三日会わざれば刮目して見よ

しかし赤ん坊というのは日々変化する。体重はすでに4月に生まれたときの2倍。玩具であそぶのも堂に入ってきたし、それまでできなかった寝返りも3日前にできるようになった。昨日できなかったことが今日できるというスパンの短さがすごい。
たぶん赤ん坊の魅力というのは、かわいいとか、いとけないとか、それ以上にこの成長のスピードと密度の濃さにあるんだろうなと思う。これは毎日いっしょに暮らしてみないと、なかなかわからない。“奇跡の年”とはアインシュタインにとっての1905年によく冠せられる形容だけど、それが目の前で繰り広げられているようなもんだよ。わかりにくければ、1985年のナムコ、1991年のプライマル・スクリーム、1996年のサニーデイ・サービスフィッシュマンズに置き換えてもいいです。この週末、妻と娘は実家に帰っているんだけど、そのあいだにもなにか成長してるのかなー。