興味がうつろうこと

朝方、モーニングを食べがてら平野町方面へ散歩。いったん家に戻って、午前と午後に妻と交代で出かけることにする。
喜びいさんで大阪市立東洋陶磁美術館で開催中の特別展「美の求道者・安宅英一(あたかえいいち)の眼―安宅コレクション」へ。館蔵品のかなりを安宅コレクションが占めているので、もちろんこれまでにもその名品たちを目にする機会はあったのだけど、この特別展は展示品のセレクトから陳列のしかたまでかなり力の入ったもので、改めて訪れる価値は十二分にありますよ。開催は9月一杯までなので、未見の方はぜひ! その後、三井記念美術館(東京)、福岡市美術館にも巡回するようなので、そちら方面の方もぜひ!
僕に青磁の美しさを教えてくれたのはこの美術館で、今回も鳥肌が立つような感覚を味わわせてくれた。10代から20代にかけてのころにうるさい音楽がもたらしてくれた、あの、痺れるような、すべての天地左右がなくなって放り出されるような感じ。あっという間に時間がすぎて、慌ててクリーニング屋に寄って帰宅。
ところで、最近妻が外国製の布おむつに興味しんしんのようなんだけど、これが本当に未知の世界というか、お父さんぜんぜんわからない。

ファジMからサイズアップしたので、キッサラズ+ウールソーカーにしてみたら股からシッコが漏れる・・・。ちなみにキッサはフィテッッドの方。こんなことなら素直にファジLにしとくんだったかなー。ウールソーカーの可愛さに負けて浮気したのが間違いだったのか。それとも長いローンジとかならオケなのか? ウールソーカーお使いの方、どうでつか?

2chの某スレからの引用だけど、門外漢にはまったく意味不明である。僕はmixiやってないので見てないんだけど、関連コミュニティがいくつかあり、けっこうな人数を集めているという。世界は広いというか、おもしろいですね。妻自身もまだ興味を持ちはじめたところなので、用語などがわからず悪戦苦闘しているらしい。しかし曰く、「新しいジャンルの音楽聴きはじめたときみたいで楽しい」だそう。
「あーなるほどね、じゃあやっぱ筋のいいレコードショップを見つけるのがいちばんの近道なんじゃないの?」「まあねー。おむつセレクトショップね」「きっと最終的にはおむつ界のクララ・オーディオ・アーツやロスアプソンみたいなショップもあるんだろうねえ(喩えが90年代ですいません)」「あ、でもたぶんおむつの最終形態は手づくりに走るみたい」「え、そうなんだ、おむつの前衛は手づくりか……」「うーん? ていうか倹約?」
よくわからないけど、なんにしろ歳をとるにつれて世界が広がるのはいいことだ。