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12月のおぼえがき

  • トランクルームの内側に棚を作ったのは先週末のことだったっけ。こういうのってうまくできると、次もなにかしたくなっちゃって困りますね。ベランダに置いてる集成パイン材の棚、表面のニスが剥げて汚くなってきてるから、オイルステインで塗りなおそうかなあ。隙間とかペーパーかけるのめんどうくさそうだけど。
  • 妻は妻でいろいろ取り組んでいたようである。レーズンと水から育成した天然酵母でパン焼いたりとか。すごいウマい。しかし、育成中は気がついたら壜のふたを開けて揺すって空気を取り込むようにと僕にも指令が下されたのですが、なんかそういうときってついつい「酵母さん酵母さん」とか喋りかけたくなってしまう。「水からの伝言」とか笑えない。
  • なかなか細切れでしか本を読む時間がないのですが、益田勝実の「古事記」がおもしろかったです。古事記におけるヨモツクニの成立を考察してるとことか。で、構造はともかく、ヨモツクニ、ネノカタスノクニ、トコヨのそれぞれに機能的なちがいはあったのかという点が気になりんぐ。民俗学の系統は、こういう点では余計な叙情が入りこんじゃって(嫌いじゃないけど)、あんまり参考にならないんだな。折口信夫の「妣が国へ・常世へ」とかさ。

古事記 (同時代ライブラリー―古典を読む (264))

古事記 (同時代ライブラリー―古典を読む (264))

  • そうだ、妻本棚の「ずらり 料理上手の台所」も良い本だったな。ロハスとライフハックというNG度高めのキーワードに還元されそうでありながら、なんだか奇跡のように美しいのです。物は壊れて人は死んで、すべての台所は主の死によって消え去ること。ハード・ソフトの両面で世代間継承がほとんどなくなってしまった、現代の台所の諸行無常を伝える記録というふうに読んだといったら大げさか。

ずらり 料理上手の台所 (クウネルの本)

ずらり 料理上手の台所 (クウネルの本)

  • ところで「栄養と料理」のデジタルアーカイブスってのがわりとすごくて、昭和期のバックナンバーのほとんどを画像やPDFにしてウェブ上で公開しています。昭和40年代には「名士の台所」なんて企画があって、谷内六郎邸、星新一邸、東郷青児邸ほかの台所を見ることができます。
  • 今日は午前中に谷町4丁目ちかくのラ・プラージュにクリスマスケーキを受け取りに行って、昼からは梅田あたりに出かけるつもりだったんだけど、なんだか三人して昼寝してしまった。昨日、一昨日と早々にすませた大掃除の疲れと、娘の夜鳴きによる睡眠不足のダブルパンチのせい。まあ昼寝ですごすクリスマスイブというのも贅沢でいいもんだろう。だって先週末に阪急百貨店に行ったときも、人の多さにつかれちゃって早々に帰ってきたもんなあ。
  • そのとき買ったスカートを娘に着せて、黒のタートルシャツをあわせてみると、たいへんかわいらしい。「ベリーショートの女の子ってかんじだね(ハゲだけど……)」、「ジーン・セバーグみたい!(ハゲだけど……)」、「ニューヨーク、ヘラルド・トリビューン!」。ベビーサイズのあのTシャツ、どっかに売ってないかなあ。コスプレさせてえ。
  • 三十番日録のMOZUさんがはじめたオンライン古書店モズブックスに注目です。すでに過去ログが消去されているのが残念ですが、古書、焼き物、盆栽などの内容で熱い支持を(僕から)受けていた同日録の空気がぷんぷん漂う品揃えに期待大です。