御堂筋が変わっていくこと


このまえの日曜日に本町のアカチャンホンポにおつかいに行って、そのまま淀屋橋まで御堂筋を自転車で走ったときの写真。

これは来月開業予定の淀屋橋odonaという施設なんですけど、こういった再開発が御堂筋では現在ほかにも計画されています。
百尺制限などの規制によって美しく保たれていた御堂筋のスカイラインはすでに変わりつつあるわけですが、そういった変化に対してわりと寛容というか、まあいいんじゃないのという心持ちなのが、われながら意外である。基本的に古いもの好きですから。
うーん、いったん規制をゆるめてしまえば、歴史的な建築物を解体してしまえば、もう元には戻らないという意見ははわかるけれど、そこにある感情として、そういう不可逆性じたいに対するおそれが多くを占めているんじゃないかというのは邪推ですかね。規制をゆるめたら、淀屋橋〜本町間の御堂筋が一気に心斎橋〜難波間のように変わってしまうかのような性急さで語られても困るというか。もうちょっと御堂筋の懐の広さを信頼しつつ、新しい街路を見守るというのもアリなんじゃねーかなと思う。「俺……!どんなに変わってもおまえのこと好きだから……!」という暑苦しさで、これからも御堂筋を愛していきたい。
余談。考えてるうちに、大阪のタテの筋はキャラ立てしやすいなと思った。いま僕の頭のなかでは、御堂筋たんをはじめとする筋っ子たちが冴えない僕をなぜか構ってくれるDTアニメーションを絶賛放映中である。これに対して京都はヨコの通りのほうがかっちり立つので、次回作はそれの方向で。