新たな任務

今月から娘を保育園に送っていく係を仰せつかっている。引継ぎ時には、もっと丁寧に優しく教えてくれなきゃわかんないじゃないですかと、アレゲな新人ぶりを妻に発揮して困らせましたけど。数日経過してわりと大過なく遂行できているかんじです。ゆうても連絡帳や荷物の用意は妻がしてくれているので、僕がしているのはほんとうに送っていくことだけだしね。
しかし、わりと送迎役のお父さんて多いのな。毎朝名簿に登園時間と送ってきた人の続柄を書くんだけど、半分近くが父である。まあ、半分近くで“しか”ないじゃないかと云われればそのとおりなんですけど。
その父の何人かとは顔をあわせるわけで、このひとたちがおしなべてスーツ偏差値がびしっと高い。そんで左手でこどもを抱きかかえ、右手に会社鞄と保育園バッグを持つ、これが俺たちのモーニングスタイル。しかしよくみると、みんな左肩のあたりに鼻水やよだれの跡がうっすら付いているのであった。もちろん僕も例外ではない。カラーに口紅ではなく、ショルダーに鼻くそである。