I was dancing in the room


うちの妻はとにかく隠す収納というスタイルを好む。でもあのさー、ほら、なんかちょっと散らかってるけどおしゃれな部屋ってあるじゃん。てきとうに物が積んであったりするのもしゃれとるわいっていうような。僕はああいうのも好きだなー。というようなことを云うたびに、わたしたちにはセンスがないのでああいうのは無理ですと一喝される。わたしたちって。
しかし確かにああいう乱雑かつおしゃれ部屋というのは1歳児のいる家庭では無理であると、今になって実感させられています。妻の先見の明といえよう。
いまの部屋で暮らしはじめるときにも、妻のそういった思想に基づいて、CDやDVDをしまう家具を作ってもらった。引き出しの容量がけっこうあるので、引き出すのにもそれなりに力がいって、しばらくは娘が開けるのは無理だろうと思ってたんだけど、そのときがくるまでは短かったなー。すでに荒らされほうだいである。けっきょくこどもロックのお世話にならざるを得ないのだった。音楽聴くにもいちいち手間がかかる部屋になっていく。
でも今朝そうじをするときにジョナサン・リッチマンを流していたら、娘が手をたたいてからだを揺らしてるのな。かわいいがな。許しますがな。