帰省おぼえがき・2008夏
- よくよく考えるに、両親が新しく買ったマンションに行くことが帰省といえるのかどうか。もとの実家のあたりなんて10年以上も足を踏み入れてないよ。18歳で実家をはなれるときは、僕はきっとこの家で暮らすことはもうないんだろうなあ、なんてセンチメンタルな気分になったりもしたけれど(母の車で送ってもらった駅前で踏切がカーンカーンて鳴る音を聴きながらね)、じぶんの意思とは関係ないところで実家はなくなってしまったのである。なんかまぬけな話ですね。
- そんなわけで故郷の町に着いて両親の家に行く前に、子どもの本専門店・メリーゴーランド(http://www.merry-go-round.co.jp/)に寄り道。僕が小学生のころにはすでに開業していたはずだけれど、じつは今回がはじめての訪問。だって元の実家からはこどもには遠かったし、中高生にもなると絵本読むとかあんまりしないからね……。今こそこういう店が近所に欲しいよ。京都に支店ができたらしいけど、もうちょっと近くがいいなあ。
- 両親の家には、おなじく帰省してきた姉ファミリーが先着していた。そして姪がうちの娘に絵本をプレゼントしてくれたのである。もうちょっと大きくなったら読んであげてねって。「ぶたぶたくんのおかいもの」、「たろうのおでかけ」、「だるまちゃんとてんぐちゃん」、そのほか。わが姪ながら良いセンスだなあ。とくに「だるまちゃん〜」はまちがいなく買うつもりだったのでうれしいです。
- オリンピックがあると世間話がしやすいので、毎年お盆の時期にはオリンピックをするといいと思う。
- そんで一泊して妻の実家へ。
- ここでも娘はいっぱいプレゼントをもらった。姪と甥から、プラスチックのほねぐみのボール、それからビフスランとトフスランが崩れたようなへんないきもの。これはなかにLEDかなんかが入っていて衝撃を与えるとぴかぴか光る。あまり生きている価値がなさそうないきものである。
- 義父からは手作りのいすと木馬。あくまで趣味の木工のはずなんだけど、なんですかこの匠のわざは。