娘がいいこちゃんだった週末
さいきん外食といえばおもにファミレスとかファストフードしか行ってなかったのですよ。ようするに小さいこどもがいても気を使わずにすむところ。しかし2年近くそういう状態がつづくと飽きてくるもので、もうそろそろ行きたい店に行ってみることにしようぜということで妻の賛同も得て、きのうの朝はひさしぶりにVADE MECVM. Showroom #2にモーニングセットを食べに行きました。入ったらいきなりソファがなくなってて焦ったものの、いすに座った娘は心配するほどのこともなく静かにしていてくれたのでした。ありがと。やっぱりどうせ外食するなら、コーヒーや食事がおいしいとこがいいよねえ。
そんできょうは昼前に妻が髪を切りに外出。ひるごはんをつくりながら、ぴーんと思いついた。娘にめし食わせる→中之島公園まで散歩する→放牧して遊ばせる→娘つかれて寝る→おとうさん東洋陶磁美術館の濱田庄司特別展でほくほく。どうよこれ。しかし実際には中之島公園に到着した時点でバギーに乗せた娘はくーかくーか眠っており、ちょっとねむりが浅くないかしらと心配しつつ美術館に入館。2階の展示室に上がるためのくそエレベーターが「ビビー」「扉がしまります」「2階です」と超うるさいせいで娘が目を覚ましてしまったものの、意外にも娘はおとなしく、まあ、うるさくなったら早々に逃げるかと思って展示を観はじめたら、けっきょく娘はときどきあくびをしたり、ふふーて笑うくらいで最後まで観れてしまったんでした。またもやありがと!
展示は東洋陶磁美術館に寄贈された堀尾幹雄コレクションと呼ばれるもので、もともと濱田庄司の個人コレクションとしては有数のものだという。
濱田庄司にしては茶碗が多いのが特徴かな。左下画像の三彩茶碗なんて、これだけ見せられたら濱田作とは思いもよらないかんじの変わり種だよねえ。右下の茶碗たちもちょっと芸風ちがいますよね。
かわって左画像はハマショーいいとこどり5点セットみたいな絵替の角皿5枚。右は同時開催の特集展「中国のやきもの―明器の美」に展示されていた緑褐釉 樹木射鳥鉢(りょくかつゆう じゅもくしゃちょうばち)。漢代の品ということですが、おもしろすぎる!
写真撮影が禁じられていないのもこの美術館のいいところなのですが(もちろんフラッシュとか三脚はだめですよ)、展示されてる陶磁器を撮るのってむずかしいですね。娘と散歩に出かけるときはなるべく荷物を増やしたくないので、25mm F2.8のパンケーキレンズを重宝しているのですが、さすがにこれ一本ではきびしいかも。