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こどもはずるいな

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きょうは生まれてはじめて、サファリパークに行ってきました。僕の想像では、園内でバスかなんかに乗って動物たちを眺めるものと考えていたのですが、なんかじぶんたちの自動車でそのまま乗り入れるという趣向のものであり、結果として運転ばかりして疲れた一日となりました(よって写真は妻の撮影)。大人は損だな。もっとこどものころに来たかったよ……。
こどもたるCJはトラのゾーンで、もう帰る、帰りたいとぐしょぐしょに泣いていておもしろかった。なんでそんなに怖いのさー、おかしいよと笑って訊いてみたら、だって肉食だから……と、ぽろぽろ涙を流すありさま。その点JJはまったく危機感がなく、トラにも、ライオンにも、チーターにも微笑んで手を振っていました。サバンナでは生きていけないタイプと思われます。
帰りみちの車のなかでは当然のごとくCJもJJも眠りにつき、ずるいなあこどもは、と思いながら許してしまうのは、家に着いて夕食をすませてピアノの練習をするCJがとつぜん、ねえ、おとうさん、おおかみこどもの歌も弾けるよ、と劇中曲の主旋律をゆっくりつまびきはじめたりする瞬間があるからで、ふたつきも前に観てその後さほど話題にしたわけでもない映画のことをしっかり覚えているということ、あのとき耳にしたメロディを一緒に観たひとと共有するのになんのためらいもないことに、やっぱり驚いてしまうのです。そうやって、簡単に人のハートをぐっとつかんだそのすぐ後に、とくいの変顔をしたりするのも、こどもはずるいなって思うところです。