少女CJ

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すこし前のことになるけれど京都で仕事があった日、たまたま古い友人も京都にいると聞いたので帰りに会いにいくことにした。出町柳駅すぐ近くのアパート2階にある店で間借りして商いをしているというので顔を出し、ついでにその店でいくつか買ってみたもののひとつが写真の人形。山ぐるみというらしい。女子がつくってるんかと思ったら、おっさんがつくってるんですよと店主が言うので、CJにあげるかと購い、友人とその娘、その学友とごはん食べて帰宅。

なんだこれ?と言いつつもCJはべつに頓着するようすもなく、保育園のリュックにあまたぶら下がる人形たちに混じって、山ぐるみも保育園に通う日々がしばらく続いていたわけです。

しかるに昨晩、妻がこみ上げる笑いをおさえるような神妙な顔で報告するのであった。あのね、あのへんな人形さ、CJのリュックから外しといたから。えー、なんで? だって、あのへんな人形つけてると、園の男の子たちにからかわれるんだってさ。

いやもうなんかね、それ聞いてずっきゅんときた。CJが!オトコノコにからかわれるって!それがイヤだって!しかも人形買ってきたおとうさんには言わずに、こっそりおかあさんにだけ打ち明けてる! なにそれもう、こどもっていうか少女じゃん…。

出張とかでおもしろがってへんな土産買っていくのはそろそろおしまいかなー。まだなにを見ても「かわいーねえ」のJJには、もうしばらくつきあってもらえるといいんだけど。