お菓子と麦酒

家に帰ると、おとついは堺・かん袋のくるみ餅、きのうは浅草・舟和の芋ようかんを、夕食の後に妻が用意して待っていてくれた。どちらもおいしくいただいたんだけど、特にくるみ餅は衝撃的なうまさでしたよ。胡桃が使われているんじゃなくて、餅が草色の餡でくるまれているからくるみ餅。餡はずんだだと思うんだけど、なんか蓬っぽさもあるような気がして詳細不明。かん袋の本店ではこの季節、かき氷を上にかけた「氷くるみ餅」を食べることができて、これがまたおいしかったとは実際に食べてきた妻の弁。いいなあ、堺はおいしい和菓子屋がけっこうありそうだもんなあ。
最近甘いものを食べることが多いのは、自宅でほとんどアルコールを飲んでいないことが関係しています。妻がげんざい完全母乳のひとなので、じぶんだけ飲むのも心苦しいというか、つまらないしね。もうなんか慣れちゃったかんじだけど、夏の初めのころはビールが飲みたくて飲みたくてたまらなかった。エルマガの「毎日が、ビール日和」なんて特集表紙を見たら、頭がおかしくなるかと思ったもんなあ。それでも、ここんとこの暑さにはまたぞろビールごころが育ちつつあったりして、まったく、大阪市内の熱帯夜は何日続いてんだろ……。
なんて思ってたら、今夜は急にどしゃぶりの雨が。ベランダに出てみると、息を吸いこむようにアスファルトや樹々に降り注ぐ雨がしみこんでいて、涼しい風を運んでくれている。ひさしぶりにエアコンつけずに眠れそうだなー。ビールもまだおあずけでいいや!