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娘の靴を買いにいった話

このまえの土曜日のこと。アディダスやニューバランスのちっこい靴もかわいくて、とくにカントリーだったらお父さんとお揃い……などとよこしまな妄想もしたものの、けっきょくピジョンのよちよちあんよという赤ちゃんプロパーな靴にしました。
しかしこどもの買いものってむずかしいねー。本人が「こっちはこれこれで、逆にこっちはこれこれな印象がありますね。わたしの好みとしてはこっちです」と明解な意見を述べてくれればよいのですが、たいがい本人はぼけーとしとるかむずかっとるかだ。そして親は「なんとなくこっちのが“科学的”によさそう……」なんていう理由で選んでしまうのであった。科学的と判断する根拠は、パンフレット上のいくばくかの解説と、少々お高めの値段だったりする。われながらおろかである。こういうおろかさから早期教育などというものが隆盛を誇るのであり、そのうちこの日記で「しまじろうはじめました☆」と書かれたりしていても、みなさん生温かい目で見守ってほしい。
でもピジョンのよちよちあんよは、いかにも乳幼児ぽくてかわいく、なにより着脱が容易であるという、それなりの理由もあったんですけどね。カントリーなんて本人の気が向けばこの先いくらでも履けるだろうけど、よちよちあんよは今しか履けないよ。
そして靴を選んでいるさなかにふとあざけり先生のこの話を思い出しておさまりのわるい感じになり、家に帰って読み返してみたらやっぱりおさまりがわるいのであった。こわいヨー。