焼肉、エコー、戌の日

昨晩めずらしく焼肉を食べたせいなのか、今朝目が覚めるとみょうに力がみなぎっているのだった。
そもそも昨日は妻の定期健診の日であり、ぶじに子どもが育っていることのお祝いの意味で、靱本町の「板前焼肉 一笑」という店で肉をもりもり食べたのでした。モツ系には目もくれず、赤身のみを責めるように食べた。以前は焼肉を食べるときにモツ系も織りまぜて注文していたものだけれど、それはバランスを取るための義務感というか、そのほうが上級者ぽいのではという虚栄心というか、とにかく僕は(こと焼肉に話を限れば)赤身がだんぜん好きなのだということを、ようやく素直に認めるに至ったわけです。カルピにロースにハラミにランプにイチボ。これらを押しのけてモツの入り込む余地はない。
しかし妻は現在妊娠5カ月めなのですが、まだエコー検査が経腹にならないのな。ふだん妻の腹にぺたりと耳を当ててすませてみるも、聴こえてくるのはぐるるぴろぴろと妻自身の胃腸音ばかりで、子どもの心音なんてちっとも聴こえやしない。ちょっと僕にもなんか子どもがいる実感みたいなの味わわせろやと暴れていると、今度の健診くらいからエコーが経腹になるかもしんないからそしたら一緒に見られるかもよと妻がいうわけです。そいで健診のとき看護師さんに訊いてもらったら、あ、じゃあご主人も一緒にどうぞといってくれたので、わくわくして診察室に入ったところ、医者がえーとエコー今回も下から撮りますとか軽くいいやがって。すごすご引き下がったの巻。
そして明くる今日は戌の日だったので、住吉大社へお参りに出かけました。すると大安の日曜だったせいか、七五三の子どもたちとお宮参りの人々でけっこうな賑わい。あの晴れがましさには妊婦では勝てない……。なんか僕たちだけ普段着だしな。早々にお参りしてお守りもらって帰宅。そいで高麗橋の「ル・ボア」に昼ご飯を食べに行って、夜は家で赤飯食べて、三連休もぶじ終了。