桜宮橋(銀橋)

妻が買いものに出かけたので、自転車に娘をのせてふらふらあてなく出かけてみました。ぶんぶーんきゃっきゃと川沿いを走っていると、いつのまにか桜ノ宮公園に。銀橋のたもとに煉瓦づくりの塔を発見して探検です。
bridgetower (old Gin-bashi)
内部はらせん階段になっていて、橋の上へ出られるようになっていました。階段好きの娘が大こうふん。何往復かして、もうええやろと銀橋鑑賞。国道1号線として大川にかかるこの橋には、正式には桜宮橋というなまえがついているけれど、その色から大阪のひとは昔っから銀橋と呼んでいると聞きます。竣工は1930年、設計は武田五一。そんで通行量の増加にともなって、最近になって新しい橋がかけられて銀橋は新旧2本の橋になったんですけど、新しいほうの設計は安藤忠雄
Gin-bashi
old Gin-bashi 01  new Gin-bashi
旧・銀橋がシンプルなアーチ形状にリベット打ちばしばしで、かんたんに近代萌えーと云ってしまえそうなよさがあるのに対し、新・銀橋のよさというのは、なかなか表現しにくい。でも、こんだけせんぱい立ててる気立てのエエ子もいまどきなかなかいませんよ……。そんでたぶん上空から見たらびっくりするくらいにきれいかと想像します。
帰りみち、自転車にのった娘がぶつぶつ呟いている。もっとかいだんのぼりたかった! 最近の娘は過去形ブームであり、とくに、〜したかったという残念の意の表現を多用するのであった。こにくらしいなー、こやつめ。