CJの映画人生・濫觴篇

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きのうはCJと映画を観にいってきました。「ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?」。封切日初回の上映を観にいくなんて、何年ぶりのことであろうか。CJはこの件で「前売り」ということばを覚え、僕たちには「前売り買った?」としつこく確認し、保育園では「CJ前売り買ってんでー」とじまんしていたらしい。
映画自体はおもしろかったです。キュアムーンライト魅せるよねえ……。という発言からもわかるように、僕はわりとこどものころからああいう脇キャラを好むタイプなんですが、CJはキュアブロッサム一択なのですね。わが娘ながら、そのへんちょっと意外。あと映画館では、大きいおともだちの姿が目立ちました。ななめ後ろに陣取っていた男子四人組、上映の最後に来春公開のプリキュアオールスター劇場版の告知がはじまったら、「おっ、これは……?」「きましたよー!!!」などと叫んでいて、まんがのようであった。
しかし今年に入ってから劇場に足を運んだ映画が、「アリス・イン・ワンダーランド」、「トイ・ストーリー3」、そんでこのハトプリ劇場版の3本だというのは、ちょっといかがなものか。もうすこしは、じぶんの好きな映画も観にいこうと思う。とはいえ、CJと映画を観にいくという行為じたいはけっこう気に入っていて、ほら、映画に一緒にいくのはおとうさんっていうシチュエーションは、なかなか美しいではないですか。おかあさんには内緒だよなんつって、帰りにカフェ寄って、あったかいココアとケーキ頼んであげたりするのさ(妄想)。しかしおそらく、映画はけんちゃん連れてってあげなよとうながす妻は、いい按配にじぶんも楽しめる映画をCJが鑑賞できる頃合いになったら、すっとそのポジションを入れかわるつもりなのではないだろうか。娘を映画好きに仕立てるまでまかせておいて、おいしいところだけいただくタイミングを虎視眈々と狙っているのである。許されませんぞ、そんなのー!