大阪市の外郭団体

asahi.comの記事が、大阪市、外郭団体「3割削減」 評価委が提言。これだけでは、解散を提言された大阪都市協会というのがどのような団体かはわかりにくいですね。産経新聞のOsakanews.comでは、関一・元大阪市長の“遺産”整理へという記事があって、「大阪人」を刊行している団体だということがわかります。この情報があるかないかで、大阪市民のこのニュースの受け止め方はすこし違ってくるんじゃないだろうか。外郭団体の解散統合ありき、というasahi.comの報道の仕方はちょっと意外ですね。
大阪都市協会の公式サイト。「大阪人」の刊行以外にもさまざまな活動を行っていることがわかります。僕も、log osaka web magazineなんかはけっこう利用させてもらっています。とりあえずは、都市協会の解散が提言されただけで、活動の中身にどんな影響が出てくるかはまだ不透明だけれど、財政が逼迫した自治体に暮らすというのはこういうことなんだなーと素直に思います。文化事業を特別視することの格好悪さという感覚が僕のなかにあるので、脊髄反射的に反対を唱えるつもりはないんだけど、もう少し様子を見ていく必要はありそうです。